この記事では、登山で使える80Lリュックのおすすめ8選について書いています。
「テント泊登山や長期縦走に必要な80Lリュックって、どんなモデルを選べばいいんだろう?」
「大容量で機能的な80Lリュックがあれば本格的な山行にもチャレンジできそう」
こんなふうに思っていませんか?
登山用80Lリュックは種類が豊富で機能や価格も異なるので、どれを選べばいいかわかりにくいですよね。
そこで今回は登山におすすめの80Lリュック8選をご紹介していきます。
選び方はもちろん、よくある質問も解説しているので、ぜひリュック選びの参考にしてみてください。
1番おすすめなのは『グレゴリー バルトロ85』
抜群のフィット感と機能性を兼ね備え、長期縦走やテント泊登山に最適な性能がしっかりと詰まっています。
初心者から上級者まで人を選ばずに使えるので、リュック選びで迷っている方はチェックしてみてくださいね。
登山用80Lリュックの選び方

それではさっそく、登山用80Lリュックの選び方をご紹介していきます。
リュック選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- フィット感・背負い心地
- 機能性・耐久性
- 用途・登山スタイル
コツを理解するだけで、誰でも簡単に使いやすい80Lリュックを見つけられるようになりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
フィット感・背負い心地で選ぶ
80Lリュックはフィット感と背負い心地を最優先して選ぶのがポイントです。
ちなみに背負い心地を左右する重要なポイントは以下の通りです
- 背面システム:体にフィットし荷重を分散
- ショルダーハーネス:肩への負担を軽減
- ヒップベルト:腰で荷重を支える重要な機能
なかでも、背面システムとヒップベルトは80Lリュックの核心部分です。
特にヒップベルトで腰にしっかりと荷重を分散できることで、長時間の山行でも疲労を大幅に軽減できますよ。
このようにフィット感は登山の快適性に直結するので、必ず実際に背負って確認することをおすすめします。
機能性・耐久性で選ぶ
登山用80Lリュックを選ぶなら、機能性と耐久性にもこだわりましょう。
主な80Lリュックの機能性・耐久性のポイントを以下にまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 防水性:雨蓋やレインカバー付きで悪天候に対応
- アクセス性:フロントアクセスや2気室構造で使いやすい
- 耐久性:頑丈な生地と縫製で長期間使用可能
ちなみに、一番おすすめなのは雨蓋付きで2気室構造のモデルです。
テントや寝袋を下部に、衣類や食料を上部に分けて収納でき、必要な荷物にスムーズにアクセスできちゃいますよ。
長期山行での使いやすさを重視したいなら、機能性と耐久性は忘れずにチェックしておきましょう。
用途・登山スタイルで選ぶ
登山用の80Lリュックは、用途と登山スタイルを重視して選ぶのがポイントです。
具体的には以下のような用途を参考にして選びましょう。
- 2〜3泊テント泊:基本的な80Lモデル
- 長期縦走・冬山:容量拡張機能付きモデル
- 海外遠征・高所登山:90L以上の超大容量モデル
「自分の登山スタイルに最適なリュックを見つけたい!」と思っている方にとって、用途と登山スタイルは特に重要なポイントなんです。
山行計画に合った容量と機能で登山の快適度は段違いに変わるので、ぜひ注目してみてくださいね。
登山向けの80Lリュックおすすめ8選!高機能・大容量

ここからは、登山におすすめの80Lリュックを8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
グレゴリー|バルトロ85
メーカー | グレゴリー |
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容量 | 85L |
重量 | 約2.7kg |
サイズ展開 | S・M・L |
最大積載重量 | 約27kg |
- 登山界で絶大な人気を誇る定番大容量リュック
- 着ているような抜群のフィット感
『グレゴリー バルトロ85』は登山界で絶大な人気を誇るアメリカ製の大容量リュックで、着ているような抜群のフィット感が最大の特徴です。
しかも取り外し可能なサブザックが付属しており、テント設営後の軽い散策にも便利に使えます。
10年以上愛され続けるロングセラーモデルの信頼性もあり、初心者から上級者まで誰でも安心して使えます。
ただし人気が高いため価格はやや高めなので、予算と相談しながら検討するのがおすすめです。
長期縦走を快適に楽しみたい方には間違いなくおすすめできる最高峰モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 最高のフィット感を求める人
- 定番の信頼できるモデルが欲しい人
「フィット感も機能も妥協したくない……」そんなあなたに一番おすすめの王道モデルです!
オスプレー|イーサー85
メーカー | オスプレー |
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容量 | 85L |
重量 | 約2.4kg |
サイズ展開 | S・M・L |
特徴 | 軽量で機能的 |
- 軽量で背負い心地抜群のオスプレー製
- 価格を抑えながらも高機能
『オスプレー イーサー85』は軽量性と機能性のバランスに優れたアメリカ製のリュックで、2.4kgの軽さで長距離歩行の負担を軽減します。
背面システムも通気性に優れた設計で、長時間の山行でも蒸れにくく快適です。
オスプレー独自の背負い心地の良さはそのままに、エントリーモデルとしても最適な価格設定です。
ただし一部の上位機能は省略されているため、より高機能なモデルを求める方は上位シリーズも検討してみてください。
「軽量で使いやすい80Lリュックが欲しい」「コスパ重視で選びたい」そんな方にぴったりすぎるモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 軽量性を重視したい人
- コストパフォーマンスを求める人
軽さと使いやすさの両立を求める方には間違いなくおすすめの1本です!
グレゴリー|ディバ80(レディース)
メーカー | グレゴリー |
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容量 | 80L |
重量 | 約2.6kg |
サイズ展開 | XS・S・M |
対象 | 女性向け設計 |
- 女性の体型に最適化された設計
- バルトロと同等の高機能性
『グレゴリー ディバ80』は女性の体型に特化して設計されたバルトロの女性向けモデルで、女性の肩幅や腰幅に合わせた最適なフィット感が特徴です。
バルトロと同等の高機能性を持ちながら、XSサイズから展開されているので小柄な女性にもフィットします。
カラーバリエーションも女性らしい美しいカラーが揃い、機能性とデザイン性を両立した女性のための本格モデルです。
■こんな人におすすめ
- 女性の体型に合ったリュックが欲しい人
- 高機能な大容量リュックを求める女性
「女性でも快適に大容量リュックを使いたい!」という方に『ディバ80』はぴったりですよ。
カリマー|クーガー75-95
メーカー | カリマー |
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容量 | 75-95L(拡張可能) |
重量 | 約2.9kg |
特徴 | 容量拡張機能付き |
構造 | 2気室構造 |
- 75Lから95Lまで容量拡張可能
- イギリス発の老舗ブランド
『カリマー クーガー75-95』は容量拡張機能付きのイギリス製リュックで、75Lから95Lまで状況に応じて容量調整できるのが最大の特徴です。
極太のヒップベルトにはフレームが内蔵されており、重い荷物でも体への負担を効果的に分散させます。
冬山装備の追加や食料の増量など、状況に応じて柔軟に対応できる万能性が魅力です。
■こんな人におすすめ
- 容量調整の柔軟性を求める人
- 冬山や長期縦走にも対応したい人
様々な山行スタイルに対応したい方には間違いなくおすすめの1本です!

モンベル|アルパインパック80
メーカー | モンベル |
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容量 | 80L |
重量 | 約2.5kg |
特徴 | 高コストパフォーマンス |
原産国 | 日本 |
- 日本製の高品質で抜群のコスパ
- 日本人の体型に合わせた設計
『モンベル アルパインパック80』は日本製の高品質リュックで、日本人の体型に合わせた設計と抜群のコストパフォーマンスが魅力です。
背面システムは日本人の体型データを基に開発されており、フィット感と安定性に優れています。
価格も他の海外ブランドと比べてリーズナブルで、初めての80Lリュックとしても選びやすいモデルです。
■こんな人におすすめ
- 日本製の高品質を求める人
- コストパフォーマンスを重視する人
「信頼できる日本製で価格も抑えたい!」という方に『アルパインパック80』はぴったりです。
ミレー|サースフェー80+20
メーカー | ミレー |
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容量 | 80+20L |
重量 | 約3.1kg |
特徴 | 超大容量拡張可能 |
原産国 | フランス |
- 80Lから100Lまで拡張可能な超大容量
- フランス製の老舗ブランド
『ミレー サースフェー80+20』は最大100Lまで拡張可能なフランス製の超大容量リュックで、長期縦走や海外遠征に最適な容量が特徴です。
ヒップベルトポケットは大型スマートフォンやカメラも収納でき、アクセス性も抜群です。
重量はやや重めですが、超大容量が必要な本格的な山行には心強い相棒になります。
■こんな人におすすめ
- 超大容量が必要な長期山行をする人
- 老舗ブランドの信頼性を求める人
本格的な長期山行にチャレンジしたい方には間違いなくおすすめです!
ドイター|エアコンタクト85+10
メーカー | ドイター |
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容量 | 85+10L |
重量 | 約3.2kg |
特徴 | 抜群の背負い心地 |
原産国 | ドイツ |
- ドイツの技術力による高品質設計
- 登山家との共同開発で実用性抜群
『ドイター エアコンタクト85+10』はドイツの技術力が結集されたリュックで、登山家との共同開発による実用性の高さが最大の特徴です。
95Lまで拡張可能で、頑丈な作りは過酷な環境にも対応します。
重量はやや重めですが、信頼性と耐久性を最優先したい本格派におすすめです。
■こんな人におすすめ
- 信頼性と耐久性を最優先する人
- 過酷な環境での使用を想定する人
「品質と信頼性は絶対に妥協したくない!」という方に『エアコンタクト85+10』はぴったりです。
マウンテントップ|80L バックパック
メーカー | マウンテントップ |
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容量 | 80L |
重量 | 約2.1kg |
特徴 | 超軽量・高コスパ |
価格帯 | エントリークラス |
- 80Lで2.1kgの超軽量設計
- エントリークラスで手に取りやすい価格
『マウンテントップ 80L バックパック』は超軽量設計とコストパフォーマンスが魅力のエントリーモデルで、2.1kgの軽さで初心者にも扱いやすいのが特徴です。
基本的な機能は一通り備えており、初めての80Lリュックとしては十分な性能です。
ただし長期間の使用や過酷な環境での使用には限界があるため、まずは80Lリュックを試してみたい方におすすめです。
■こんな人におすすめ
- 初めて80Lリュックを試したい人
- 予算を抑えて大容量リュックが欲しい人
「とりあえず80Lリュックを試してみたい!」という方は『マウンテントップ』を要チェックです。

登山用80Lリュックに関するよくある質問
ここでは登山用80Lリュックによくある質問をまとめています。
あらかじめ不安を解消しておけば、ストレスなく快適に登山を楽しめるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 80Lリュックはどんな登山に必要ですか?
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80Lリュックは主に2泊3日以上のテント泊登山や長期縦走、冬山登山に必要です。
登山スタイル別の推奨容量は以下の通りです
スクロールできます登山スタイル 推奨容量 使用目安 日帰り登山 20〜30L 軽装備 山小屋泊1泊 40〜50L 基本装備 テント泊2〜3泊 70〜85L テント・寝袋込み 長期縦走・冬山 80〜100L 防寒具・予備装備込み ちなみに、80Lは本格的な山行に対応できる容量で、テント、寝袋、マット、調理器具、食料、衣類などをすべて収納できます。
日帰り登山や山小屋泊なら30〜50Lで十分なので、自分の登山スタイルに合わせて選びましょう。
- 80Lリュックを選ぶ時の最重要ポイントは何ですか?
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80Lリュック選びで最も重要なのは「フィット感」です。
スクロールできます重要度 チェックポイント 理由 最重要 フィット感・背負い心地 長時間背負うため体への負担に直結 重要 機能性・耐久性 過酷な環境で使用するため 参考 価格・デザイン 予算や好みに応じて 80Lの大容量リュックは重い荷物を長時間背負うため、体に合わないと肩や腰の痛みで登山が辛くなります。購入前には必ず実際に重りを入れて背負い、ショルダーハーネスとヒップベルトのフィット感を確認しましょう。
特にヒップベルトがしっかり腰に当たって荷重を支えられるかが重要なポイントです。
- 80Lリュックでも軽量なモデルはありますか?
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はい、80Lクラスでも軽量なモデルは存在します。
重量別の特徴は以下の通りです:
- 2.0〜2.5kg:超軽量クラス(機能は基本的なもののみ)
- 2.5〜3.0kg:軽量クラス(機能と軽さのバランス良好)
- 3.0kg以上:高機能クラス(多機能だが重め)
軽量性を重視するなら「オスプレー イーサー85(2.4kg)」や「マウンテントップ 80L(2.1kg)」がおすすめです。ただし軽量化のために一部機能が省略されている場合があるので、必要な機能とのバランスを考えて選びましょう。
まとめ
今回は登山におすすめの80Lリュックをご紹介しました。
自分にぴったりのリュックを選ぶコツは以下の3つです。
- フィット感・背負い心地
- 機能性・耐久性
- 用途・登山スタイル
ポイントを押さえるだけで、使いやすいリュックがグッと見つけやすくなりますよ。
また、実際におすすめのモデルもピックアップしました。
どのモデルも長期山行での使用に十分な機能を持ちながら、フィット感も兼ね備えたものばかりです。
ぜひ、自分だけのお気に入り80Lリュックを見つけて、本格的な山行を思いっきり楽しんでみてくださいね。
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