この記事では、登山で使える50Lリュックのおすすめ8選について書いています。
「テント泊登山に挑戦したいけど、どんな50Lリュックを選べばいいんだろう?」
「背負い心地が良くて機能的な50Lリュックがあれば登山がもっと快適になりそう」
こんなふうに思っていませんか?
登山用の50Lリュックは種類が豊富で容量やデザインも異なるので、どれを選べばいいかわかりにくいですよね。
そこで今回は登山におすすめの50Lリュック8選をご紹介していきます。
選び方はもちろん、よくある質問も解説しているので、ぜひリュック選びの参考にしてみてください。
1番おすすめなのは『グレゴリー バルトロ65』
抜群のフィット感と背負い心地で、テント泊登山のあらゆるシーンに対応できる性能がしっかりと詰まっています。
初心者から上級者まで人を選ばずに使えるので、リュック選びで迷っている方はチェックしてみてくださいね。

登山用50Lリュックの選び方

それではさっそく、登山用50Lリュックの選び方をご紹介していきます。
リュック選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- 背面長とフィット感
- 背負い心地・軽量性
- 機能性・収納力
コツを理解するだけで、誰でも簡単に使いやすい50Lリュックを見つけられるようになりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
背面長とフィット感で選ぶ
50Lリュックは背面長とフィット感を確認して選ぶのがポイントです。
ちなみに背面長の測り方と選び方の目安は以下の通りです
- Sサイズ:背面長41-46cm(主に女性や小柄な男性)
- Mサイズ:背面長46-51cm(標準的な男性)
- Lサイズ:背面長51-56cm(身長の高い男性)
なかでも、ヒップベルトとショルダーハーネスのフィット感が最重要です。
特に50Lクラスになると荷物も重くなるので、腰での荷重分散ができるかどうかが疲労度を大きく左右しますよ。
このように背面長とフィット感は登山の快適さに直結するので、必ず店頭で実際に背負って確認するといいですよ。
背負い心地・軽量性で選ぶ
登山用50Lリュックを選ぶなら、背負い心地と軽量性にもこだわりましょう。
主な背負い心地向上の要素を以下にまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 背面システム:メッシュ構造で通気性を確保
- フレーム構造:アルミフレームで荷重を適切に分散
- 本体重量:2kg以下で軽量性と機能性を両立
ちなみに、一番おすすめなのは背面が浮いたメッシュ構造のリュックです。
背中とリュックの間に空間ができることで、夏山での汗蒸れを大幅に軽減できちゃいますよ。
長時間の登山を快適に楽しみたいなら、背負い心地と軽量性は忘れずにチェックしておきましょう。
機能性・収納力で選ぶ
登山用の50Lリュックは、機能性と収納力を重視して選ぶのがポイントです。
具体的には以下のような機能を参考にして選びましょう。
- 雨蓋ポケット:小物や行動食を素早く取り出せる
- サイドポケット:ボトルやレインウェアの収納に便利
- 2気室構造:寝袋とその他装備を分けて収納できる
「テント泊登山での装備管理を楽にしたい!」と思っている方にとって、機能性と収納力は特に重要なポイントなんです。
使い勝手の良さで登山の快適度は段違いに変わるので、ぜひ注目してみてくださいね。
登山向けの50Lリュックおすすめ8選!背負い心地・高機能

ここからは、登山におすすめの50Lリュックを8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
グレゴリー|バルトロ65
メーカー | グレゴリー |
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容量 | 65L |
重量 | 2.23kg(Mサイズ) |
サイズ | S・M・L |
背面長 | 41-46cm、46-51cm、51-56cm |
- バックパック界のロールスロイスと称される抜群のフィット感
- 可動式ヒップベルトで様々な体型に対応
『グレゴリー バルトロ65』は登山界で絶大な人気を誇るアメリカ製の50Lクラス最高峰リュックで、「着るザック」と呼ばれるほどの抜群のフィット感が特徴です。
しかも可動式のショルダーハーネスとヒップベルトにより体型を問わず最適なフィット感を実現し、エアクッション背面パネルで通気性も抜群です。
サブザック内蔵で頂上アタック時にも便利で、本格的なテント泊登山を始めたい方には最適です。
ただし高機能な分、価格はやや高めなので予算と相談が必要な場合があります。
登山リュックのフィット感を最重視したい方には間違いなくおすすめできる最高峰モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 最高のフィット感を求める人
- 本格的なテント泊登山を楽しみたい人
「背負い心地で妥協したくない……」そんなあなたに一番おすすめの王道モデルです!

オスプレー|アトモスAG 50
メーカー | オスプレー |
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容量 | 50L |
重量 | 1.79kg(Mサイズ) |
サイズ | S・M・L |
背面長 | 43-48cm、48-53cm、53-58cm |
- アンチグラビティシステムで抜群の通気性
- 軽量で長時間の登山にも疲れにくい
『オスプレー アトモスAG 50』はアメリカの老舗ブランドによる50Lクラスの人気モデルで、アンチグラビティシステムによる革新的な背負い心地が魅力です。
メイン室は2気室に分割可能で荷物の整理もしやすく、レインカバーも標準装備で急な天候変化にも対応できます。
ストレッチポケットも豊富で小物の収納にも配慮され、軽量性と機能性を両立したい登山者にぴったりです。
「夏山での蒸れを軽減したい」「軽量で高機能なリュックが欲しい」そんな方に最適すぎるモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 軽量性と通気性を重視したい人
- 夏山登山をメインに楽しむ人
軽さと快適性を両立したい方には間違いなくおすすめの1台です!

ドイター|エアコンタクトコア 50+10
メーカー | ドイター |
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容量 | 50+10L |
重量 | 2.69kg |
サイズ | ワンサイズ |
背面長 | 42-50cm |
- ドイツ製の堅牢で信頼性の高い作り
- エクステンション機能で最大60Lまで拡張可能
『ドイター エアコンタクトコア 50+10』はドイツの老舗ブランドによる堅牢な50Lクラスリュックで、ヨーロッパアルプスで鍛えられた信頼性の高さが特徴です。
耐久性に優れた素材を使用し長期の山行でも安心して使え、フロントアクセスジッパーで荷物の出し入れも簡単です。
ヒップベルトポケットも大容量で小物の収納に便利で、重装備での長期縦走を計画している方には最適です。
■こんな人におすすめ
- 堅牢性と信頼性を重視したい人
- 重装備での長期縦走を楽しむ人
頑丈で信頼できるリュックを求める方におすすめの1台です!

ミレー|サースフェー NX 50+
メーカー | ミレー |
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容量 | 50+L |
重量 | 2.20kg |
サイズ | S・M・L |
背面長 | 43-47cm、47-52cm、52-57cm |
- フランス老舗ブランドの洗練されたデザイン
- コストパフォーマンスに優れた高品質モデル
『ミレー サースフェー NX 50+』はフランスの老舗ブランドによるロングセラーモデルで、シンプルながら機能的な設計とコストパフォーマンスの高さが魅力です。
背面システムは通気性とフィット感のバランスが取れており、雨蓋は取り外してサブザックとしても使用可能です。
シンプルで飽きのこないデザインが特徴で、初めてのテント泊リュックとしても最適です。
■こんな人におすすめ
- コストパフォーマンスを重視したい人
- 初めてのテント泊リュックを探している人
高品質で手頃な価格の50Lリュックを求める方におすすめです!

カリマー|クーガーエーペックス 60+
メーカー | カリマー |
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容量 | 60+L |
重量 | 2.44kg |
サイズ | ワンサイズ |
背面長 | 45-53cm |
- イギリス老舗ブランドの伝統的な作り
- 豊富なポケットで収納力抜群
『カリマー クーガーエーペックス 60+』はイギリスの老舗ブランドによる大容量モデルで、“より多くを運ぶ”というブランドコンセプト通りの収納力の高さが特徴です。
SA-FITバックシステムにより背面長の調整も可能で、フロントアクセスパネルで荷物の出し入れもスムーズです。
収納ポケットの使い勝手が特に優秀で、装備をきっちり整理して持ち歩きたい方にぴったりです。
■こんな人におすすめ
- 収納力と機能性を重視したい人
- 長期縦走を計画している人
大容量と使い勝手を両立したい方には間違いなくおすすめの1台です!

ザ・ノース・フェイス|テルス55
メーカー | ザ・ノース・フェイス |
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容量 | 55L |
重量 | 2.16kg |
サイズ | S・M・L |
背面長 | 40-45cm、45-50cm、50-55cm |
- 日本人の体型に合わせた設計
- サイドファスナーで荷物取り出しが簡単
『ザ・ノース・フェイス テルス55』は世界的アウトドアブランドによる人気の50Lクラスリュックで、日本人の体型に合わせて最適化された設計が特徴です。
強度と軽量性のバランスが良く、身体に近い荷重設計と優れた通気性により快適な背負い心地を実現しています。
ブランドの知名度と信頼性も高く、日本の山岳環境に最適化されたリュックを求める方には最適です。
■こんな人におすすめ
- 日本の山に最適化されたリュックが欲しい人
- 知名度の高いブランドを選びたい人
日本の登山環境にベストマッチしたリュックを求める方におすすめです!
ミステリーランチ|クーリー50
メーカー | ミステリーランチ |
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容量 | 50L |
重量 | 1.36kg |
サイズ | ワンサイズ |
背面長 | 調整可能 |
- ウルトラライト設計で驚異の軽さ
- ミニマルながら機能的なデザイン
『ミステリーランチ クーリー50』はアメリカのタクティカルブランドによるウルトラライトモデルで、50L容量でありながら1.36kgという驚異的な軽さが特徴です。
無駄を削ぎ落としたミニマルな作りながら必要な機能はしっかり備え、抜群のデザイン性も魅力的です。
軽量性を最重視する登山スタイルには理想的で、装備の軽量化を追求したい上級者におすすめです。
■こんな人におすすめ
- 軽量性を最重視したい人
- ファストハイクを楽しむ人
「とにかく軽いリュックが欲しい!」という方にぴったりの超軽量モデルです。

モンベル|バーサライトパック 50
メーカー | モンベル |
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容量 | 50L |
重量 | 1.72kg |
サイズ | S・M・L |
背面長 | 40-45cm、45-50cm、50-55cm |
- 日本ブランドの安心品質とコストパフォーマンス
- 日本人の体型に最適化された設計
コストパフォーマンス重視で50Lリュックを選びたいなら、『モンベル バーサライトパック 50』をぜひ検討してみてください。
軽量で使い勝手の良い50Lサイズで、日本人の体型に合わせた設計により快適な背負い心地を実現しています。
シンプルで扱いやすく機能も充実しており、初めてテント泊リュックを購入する方にも最適です。
■こんな人におすすめ
- コストパフォーマンスを重視したい人
- 初めて50Lリュックを購入する人
「まずは手軽に50Lリュックを試してみたい!」そんな方に『モンベル バーサライトパック』はぴったりですよ。

登山用50Lリュックに関するよくある質問
ここでは登山用50Lリュックによくある質問をまとめています。
あらかじめ不安を解消しておけば、ストレスなく快適にテント泊登山を楽しめるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 50Lリュックはどんな登山に適していますか?
-
50Lリュックは主にテント泊登山や小屋泊縦走に最適なサイズです。
登山スタイル別の適用目安は以下の通りです
スクロールできます登山スタイル 適用度 使用シーン 1泊2日テント泊 最適 装備がちょうど収まる 2〜3泊小屋泊縦走 最適 着替えと食料に余裕 日帰り登山 容量過多 30L前後が推奨 長期テント泊縦走 容量不足 65L以上が推奨 特に、荷物の軽量化ができている方なら2泊程度のテント泊にも対応できます。
自分の登山スタイルに合わせて容量を選ぶと良いでしょう。
- 背面長の測り方と選び方を教えてください
-
背面長は第7頚椎骨から腰骨(骨盤)の上端までの長さで、リュック選びで最も重要な要素です。
スクロールできます背面長 推奨サイズ 対象 40-45cm Sサイズ 女性・小柄な男性 45-50cm Mサイズ 標準的な男性 50-55cm Lサイズ 身長の高い男性 測定は家族や友人に手伝ってもらい、メジャーを使って正確に測りましょう。背面長が合わないとヒップベルトが腰に当たらず、重い荷物を肩だけで背負うことになってしまいます。
必ず専門店で実際に背負って確認することをおすすめします。
- 50Lリュックの重量はどのくらいが適切ですか?
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50Lクラスのリュックは機能性と軽量性のバランスが重要で、一般的に2kg前後が適切な重量です。
重量別の特徴は以下の通りです:
- 1.5kg以下:ウルトラライト設計、機能は最小限
- 1.5-2.0kg:軽量性と機能性のバランス良好
- 2.0-2.5kg:高機能、フィット感重視
- 2.5kg以上:超高機能、重装備対応
軽すぎると機能が制限される場合があり、重すぎると疲労が増します。自分の登山スタイルと体力に合わせて選択しましょう。
まとめ
今回は登山におすすめの50Lリュックをご紹介しました。
自分にぴったりのリュックを選ぶコツは以下の3つです。
- 背面長とフィット感
- 背負い心地・軽量性
- 機能性・収納力
ポイントを押さえるだけで、使いやすいリュックがグッと見つけやすくなりますよ。
また、実際におすすめのモデルもピックアップしました。
どのモデルもテント泊登山での使用に十分な機能を持ちながら、背負い心地も兼ね備えたものばかりです。
ぜひ、自分だけのお気に入り50Lリュックを見つけて、快適で充実したテント泊登山ライフを思いっきり楽しんでみてくださいね。
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